平成26年6月1日(日)、楽遊会会員諸氏は東京六大学野球早慶戦に13時試合開始であるが、午前9時50分頃から順次集まり馳せ参じた。
真夏日であり紺碧の空を仰ぎつつ、試合開始までに、熱中症対策のため麦酒、焼酎、日本酒と液体燃料を体内に摂取し応援は頂点に達した。
野球場には魔物が住んでいるという。まさに早稲田は魔物の魔法にかかってしまった。
早慶戦にて宿敵慶應を打破し勝ち点を上げれば優勝という期待膨らむ試合であった。
前日はエース有原が痛恨の一球で敗戦となり、本日は明日へと繋げる早稲田にとって、まさに捲土重来を期する一戦であった。
先制の早稲田が一回表に小野田選手の快音3ランもあり、一挙4点を獲得し早稲田応援席は歓喜の坩堝となり、誰もが勝利を確信した。
しかし、すぐに同点となり、投手が不調なのか逆転となり、再び同点、結果的には6対8にて慶應の勝利、そして優勝となった。
残念ながら熱烈な応援も空しく、提灯行列と勝利の祝杯はお預けとなったが、次回の至福の美酒を楽しみに、会員諸氏は三々五々に帰途と相成った。
(参加者)浅原英明、足立弥寿征、阿部信男、上島英治、上原力、恩田輝代、加藤重光、小泉博明、古堺稔人、諏訪智士、相馬盛邦、竹内伸一、田中榮志、濱田義文
(文;小泉博明、写真;諏訪智士)