9月12日(月)夕刻に、カラオケ同志は池袋「まま、役者」に参集した。
人は歌い、酔い、語らうことにより、忘我の境地に到り、主客未分の純粋経験となる。ふと立ち止まり、青春を謳歌した頃を追憶し、バブルの絶頂期に翻弄された自身を省察する。歌い手にとって、歌は人生の縮図であり、哀愁と希望を紡ぐ刹那である。
一同は、古き良き昭和に回帰し、自らの人生を回顧し、明日に向かい昇華したのであった。
最後に「紺碧の空」を歌い、エールにてお開きとなった。今回も美声は深更まで、池袋の闇にこだました。
(小泉博明 記)
(参加者)
足立弥寿征、石塚努、上島英治、大野修一、恩田輝代夫妻、小泉博明、山口宗位