令和5年10月22日(日)に「稲門祭」が開催された。豊島稲門会では、好評により恒例となった早稲田大学漫画研究会の精鋭5名(女子3名・男子2名)による『似顔絵コーナー』を大隈老侯旧邸の大隈庭園に出店した。気温も高く紺碧の空の下、午前10時に開始。今回から出店場所が庭園入口付近から最奥部に変更になり、来場者の減少が懸念されたが、出だしは少なかったものの、ホームカミングデーの行事の終了後から、順調に増加した。
庭園中央の芝生では、フラダンスやチアリーディング等のパフォーマンスが続き、人の流れも良くなり、幹事諸氏の巧みな呼び込みも功を奏し、とくに子ども連れの親子に立寄っていただいた。また「常連客」も多く、子どもの成長を似顔絵と共に見ているとのことであった。似顔絵は、短時間に顔の特徴を掴み軽妙な筆致で仕上げられ、何よりも誰もが力作を見て笑顔になった。午後4時に閉店となったが、87枚の販売となった。
稲門祭の行事に参加し、心のふるさと早稲田を胸に抱き、集結した校友のパワーを感じた一日となった。
(小泉博明 S52・文)